コロナ禍が明けて、在宅から出社に戻った人も多いのではないでしょうか。「やっと出社できる」「在宅が良かったな…」など、どちらが働きやすいかは人それぞれですが、生産性の観点で見ると、やはり、出社する方が生産性は高そうですよね…
しかし、本当に出社する方が生産性は高いのでしょうか?本記事では、それぞれの勤務形態のメリット、在宅と出社のどちらの生産性が高いかについて紹介しますので、是非ご覧ください!
出社するメリットは?
まず始めに、出社することで得られるメリットを紹介します。
コミュニケーションが取りやすい
オフィスでは言葉だけでなく、雰囲気など様々なことが分かるため、アイデアの共有や意見交換がスムーズに行えます。また、顔を合わせてコミュニケーションを行うことで、社内での連携が取りやすくなり、チームワークの向上に繋がります。
リアルタイムでのディスカッションやミーティングは、意思決定やプロジェクトの進行において効率的です。問題解決やアイデアのブレストは、直接顔を合わせて行うことでスムーズに進みます。
人間関係の構築がしやすい
オフィスに出社することで、社内外問わず、人脈を構築する機会が増えます。特に、ランチなどを通して、他の従業員と交流することで、貴重なつながりが生まれます。
モチベーションの向上につながる
オフィスの雰囲気や同僚とのコミュニケーションから刺激を受け、モチベーションが高まります。同じ目標に向かって働くことで、モチベーションがあがり、生産性の向上につながります。
在宅するメリットは?
それでは、在宅で仕事をらするメリットは何があるのでしょうか。
通勤時間がない
在宅勤務では、家で業務ができるため、通勤に時間を要することがありません。そのため、通勤時間を他の時間に当てることができ、効率的な働き方や個人の生活スタイルに合わせた柔軟なスケジュールを実現できます。
業務に集中できる
自宅で仕事をすることで、リラックスして業務に取り組むことができ、集中力が高まります。また、自身のペースで仕事を進めることができるため、作業効率があがり、生産性が向上しやすくなります。
ワークライフバランスが改善される
自宅で仕事をすることで、家族や趣味、健康への時間を確保しやすくなり、生活にメリハリがつきます。仕事とプライベートのバランスを取りやすくなるため、ストレスの軽減や心身の健康に良い影響を与えます。
在宅と出社どちらが生産性が高いの?
在宅と出社のどちらが生産性が高いかについては、個人や企業の状況によって異なります。一般的な傾向としては以下のような点が挙げられます。
話すことが多い日は出社がおすすめ!
調整業務や社内で連携を行う日は、出社がおすすめです。
コロナ禍に入りSNSやZoomなど、オンラインでコミュニケーションが取りやすくなりました。しかしながら、顔を見合わせながら出ないと、難しい業務は数多く存在します。特に、調整業務は相手の事情を踏まえながら、進めることが多いため、お互いの表情が読み取りやすい、出社がおすすめです。
作業に集中したい日は在宅がおすすめ!
作業に集中したい日は在宅がおすすめです。
出社と在宅の大きな違いは「周囲に社員がいないこと」です。先にも述べたように、オンラインでもやり取りができる手段は増えましたが、在宅では、直接話しかけられることはありません。これが非常に重要で、作業を直接的に遮られることが無くなり、集中力が高まることで、生産性の向上に繋がります。
また、連絡は来るのは同じですが、会話と違い、すぐに返事をする必要がないことも多いです。従って、優先順位を設けながら、業務に取り組むことができるのも、在宅の強みです。
まとめ
いかがでしたか?出社の方が生産性が高いという訳ではなく、自分のその日行う業務によって、勤務形態を使い分けることで、生産性を維持、向上させながら、業務に取り組むことができます。その日の自分に合った勤務をしてみてくださいね。