【徹底解説】スプラッシュマウンテンの バックグラウンドストーリーを紹介!

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東京ディズニーリゾートのアトラクションやレストラン、ショップには、それぞれバックグラウンドストーリーと呼ばれる物語があります。

今回は、東京ディズニーランドの三大マウンテンの1つスプラッシュマウンテン」とその周辺施設のバックグラウンドストーリーをご紹介します!

スプラッシュマウンテンができるまで

スプラッシュマウンテンはその昔、「チカピンヒル」という名前の丘でした。

チカピンヒルにはたくさんの小動物が暮らしていて、ビーバーの兄弟「ビーバーブラザーズ」が作ったダムと、アライグマの「ラケッティ」が作った密造酒工場がありました。

ある日、ラケッティが密造酒を作っていたところ、ブルーベリーを詰め込みすぎて蒸留酒を爆発させてしまいました

その爆発でビーバーブラザーズが作ったダムが決壊し、川の流れをせき止めていたダムから水が勢いよくチカピンヒルに流れ込んでしまいました。

それ以来、小動物たちはこの場所を「スプラッシュマウンテン(水しぶきの山)」と呼ぶようになったのです。

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ラケッティの蒸留酒が大爆発してしまった影響で、ビーバーブラザーズが作ったダムは決壊してしまいました。

そこで天才建築家だったビーバーブラザーズは、スプラッシュマウンテンの洞窟内を流れる川で川下りができるように丸太ボートを作りました。

そのおかげで、今のスプラッシュマウンテンのアトラクションができあがったのです。

スプラッシュマウンテン周辺施設の物語

スプラッシュダウン・フォト

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スプラッシュマウンテンといえば、落ちる瞬間の写真を撮影してくれることでも人気ですよね!実はその写真を撮っているキャラクターもいるのです!

それは、クリッターカントリーで有名な写真家のホタル、フィニアス・ファイアーフライです。

彼が決定的瞬間を求めて飛び回っていると、丸太のボートに乗った人間たちがまっさかさまに滝つぼに落ちる瞬間を見つけたのです。おしりの光でフラッシュをたいて撮影してくれているのかもしれませんね!

以前は彼が撮影した写真を「スプラッシュダウン・フォトというお店で購入することができましたが、現在お店は休止中です。代わりに、東京ディズニーリゾート公式アプリ内で使用できる「ディズニー・フォト」というサービス上で購入することができます。写真を購入したい方はぜひ利用してください!

ビーバーブラザーズのカヌー体験

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ビーバーブラザーズはスプラッシュマウンテンができた後、決壊したダムでできた川を使って楽しむことができる「カヌー体験」を作りました。

それが「ビーバーブラザーズのカヌー体験」です。

カヌー体験の乗り口近くには、「ビーバーブラザーズ建築会社」があります!

オフィスの看板には彼らのポリシーである「Eager to Build our Reputation」(信用を築くことに熱心であれ)と書かれています。ぜひ見に行ってみてください!

ラケッティのラクーンサルーン

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蒸留酒を爆発させてしまったラケッティは反省したのか、現在はお酒の密造から足を洗って、軽食を提供するお店を経営しています。

それが「ラケッティのラクーンサルーン」です。

スプラッシュ・マウンテンのライドが終わって外に出たところに立地しており、パークのドリンクやフードを楽しむことができます!

ちなみに、「ラクーン」は英語でアライグマ、「サルーン」は酒場やバーを意味しており、特に西部開拓時代のアメリカを思わせるような、大きな開放的な空間で飲食を楽しめる場所を指しています。

ただ、現時点ではお酒の提供は行っていないので注意してくださいね!

グランマ・サラのキッチン

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クリッターカントリーで1番の料理人である、ジャコウネズミのサラおばあちゃんは、ビーバーブラザーズの力を借りて自宅を改装・改築し、レストランを作りました。

それが「グランマ・サラのキッチン」です。

ゆったりと家庭的な雰囲気に囲まれた広いお店で、サラおばあちゃん自慢の料理を楽しむことができます。

ハロウィンやクリスマスの期間には、イベント限定のオムライスも味わうことができるので、ぜひ足を運んでみてくださいね!

実はリビングルームにはサラおばあちゃんの旦那さん、ザカライア・マスクラットがいます。“Critter Tails”という本を読んでいるのだとか…。

フート&ハラー・ハイドアウト

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スプラッシュマウンテンを横目に下り坂を進むと洞窟の中に一見ショップに見えないお店があります。

それが「フート&ハラー・ハイドアウト」です。

チップとデールやクリッターカントリーによく出現しているミスバニー、とんすけ、ミーコなどの小動物たちをデザインしたグッズを販売しているお店です。

店名の「フート(HOOT)」「ハラー(HOLLER)」とは、クリッターカントリーに住む小動物の子どもたちが仲間と情報を交わす時の合言葉です。「ハイドアウト」は隠れ家という意味で、ここは元々子どもたちの隠れ家だったのです。

最後に

今回はスプラッシュマウンテンとその周辺施設のバックグラウンドストーリーについて紹介しました。

バックグラウンドストーリーを知れば、次パークに行くのが楽しみになりませんか??

ぜひ、バックグラウンドストーリーを知った上でクリッターカントリーを訪れてみてください!また違った楽しみができること間違いなしです!